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記事: TG’s Moment– vol.3
ケースには航空機の機体と同じ素材を

TG’s Moment– vol.3<br>ケースには航空機の機体と同じ素材を
Duralumin Case

TG’s Moment– vol.3
ケースには航空機の機体と同じ素材を

tokyo grapherのケースに使っている素材「ジュラルミン」は、航空機の機体などに使われているものと同じです。ジュラルミンが、乗客の安全を徹底的に追求している航空機に採用される理由は、その強度、耐疲労性、耐食性、耐熱性の高さと、軽量で精密な加工が可能な性質にあります。精度が求められるレンズの固定、落下やハードな使用場面でもiPhoneをしっかり守れる強さ..私達がケースの素材を選定する際にこだわった、この条件をクリアするものは、汎用的なプラスチックや一般的なアルミニウムなどの金属には見つからず、たどり着いたものがジュラルミンでした。(古河スカイ製 A2017Sを採用)

更にこだわったのは、その加工方法です。
iPhoneの繊細なフォルムにピッタリとフィットし、ズレなくレンズをマウントする精度が求められました。曲げ加工や溶接などのローテク技術ではその精度が出せないため、私達が選んだのは、ジュラルミンの1枚板からひとつずつケースを削り出す方法。3次元加工が可能な切削マシンによって、時間を掛けて丁寧に削り出しで仕上げています。

最後にデザインについて少しお話ししたいと思います。
「iPhone用のコンバージョンレンズであれば、美しいiPhoneに美しく装着されるべきである」。
これは、tokyo grapherが大切にしたい美学です。全てを隠してしまうデザインではなく、バンパータイプを採用した理由はそこにあります。守るべき場所にジュラルミンの鎧を着せる考え方でデザインすることで、美しさと強さを両立させました。その結果、重量をわずか26gにおさめることができ、撮影時の機動性にも富んだケースに仕上がったと自負しています。

次回はいよいよtokyo grapherのレンズ開発へのこだわりです。
カメラレンズは何枚ものレンズが組合わさって出来ているのを知っていましたか?
第4弾は「tokyo grapherが光学ガラスのレンズにこだわった理由」をお届けします。

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TG’s Moment – Vol.2<br>レンズ固定にネジマウント方式を採用した理由
BLM (Built-in Lens Mount)

TG’s Moment – Vol.2
レンズ固定にネジマウント方式を採用した理由

いくらいいレンズであっても、カメラ本体に最適な状態で取付けることが出来なければ、そのレンズの能力を最大限に引き出すことはおろか、ピントや画質に最悪な問題を生むことになってしまいます。私達が市販されているiPhone用外付けレンズをリサーチしていて気付いたことに「こんなに簡易な取付け方で、きちんと精度のある写真が撮れるのだろうか?」という疑問がありました。

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TG’s Moment – Vol.4<br>tokyo grapherのレンズが光学ガラスである理由
製品開発 (Product Development)

TG’s Moment – Vol.4
tokyo grapherのレンズが光学ガラスである理由

tokyo grapherがレンズに求めた「最高の画質と解像度」を具現化するために、私達はその材料にも徹底的にこだわりました。レンズの材質として主に使用されるのは、光学ガラスまたはプラスチックです。tokyo grapherは、レンズの素材として光学ガラスを採用しました。ガラスレンズは本質的に硬く、傷つきにくく、温度、湿度等の環境変化に対して極めて安定性の優れた特質を持ちます。

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