Layer-X は、ねじ込み式の BASE フィルターと、その上にマグネットで重ねる PLUS フィルターで構成された、表現を重ねることを前提に設計されたレンズフィルターシステムです。
常用できる安心感を保ちながら、必要なときだけ ND や CPL、クロスフィルターなどを素早く重ねられる構造になっています。
OPFとCDFは、写真や映像の雰囲気を撮影段階で整えるための光学フィルターです。
OPF(Optical Preset Filter)は、特定の波長域に働きかけることで、光の色味や空気感をコントロールするフィルター。 時間帯や天候によって変わる光の印象を、撮る瞬間に写真へ反映しやすくします。 CDF(Cinematic Diffusion Filter)は、ハイライトをやわらかく拡散させ、コントラストや輪郭を少しだけ穏やかに整えるフィルターです。 逆光や点光源のあるシーンで、光がふわりと広がる表現が生まれます。 どちらも、「効果を強くかける」ためのものではありません。 光の振る舞いをほんの少し整えることで、その場の空気や距離感が写真に残りやすくなる。 そうした使い方を想定して設計されています。
OPF 480 / 550 / 650 の違いは、どの波長域の光に働きかけるか、そしてそれによって 写真の雰囲気がどう変わるかです。
それぞれ、光の印象の「方向性」が異なります。 OPF 480-C/S/L 透明感が強く、空気が澄んだような印象になります。 朝の光や高原、冬の乾いた空気感を表現したい場面に向いています。 OPF 550-C/S/L 光がやわらかく、自然で落ち着いた雰囲気になります。 時間帯や天候を選びにくく、日常的に使いやすい特性です。 OPF 650-C/L 赤みを含んだ深みのあるトーンになり、夕方や逆光でドラマ性のある表現が生まれます。 光に余韻を残したいシーンに向いています。
OPFの C / S / L は、フィルターに含まれる 拡散成分の有無と量 の違いを示しています。
それぞれ、光の扱い方が異なります。
C は 拡散粒子を含まないクリアタイプです。 ガラス自体の透明度を活かし、色味やコントラストの変化を中心に作用します。 ハイライトのにじみは発生せず、光の質感をシャープに保ったまま、OPF特有の色調や空気感を加える設計です。
S は、ごく少量の拡散成分を含むタイプです。 ハイライトにわずかなやわらかさが加わり、自然で控えめな変化が生まれます。 広角レンズや日中の撮影でも使いやすく、さりげない空気感の変化を求める方に向いています。
L は、Sよりも拡散成分を多く含むタイプです。 ハイライトのにじみや光の余韻が、よりはっきりと感じられます。 逆光や夕方など、光の表情を強めたいシーンに向いています。
RICOH GRシリーズでフィルターを使用するには、専用のレンズアダプターを装着する必要があります。
GRシリーズ本体のレンズ前面には、そのままではフィルターを取り付けることができません。 そのため、RICOH純正、または対応する社外製のフィルターアダプターを使用します。
アダプターを装着すると、一般的なねじ込み式フィルターが取り付け可能になり、TOKYO GRAPHERの各種フィルターも使用できます。
装着後は、通常のカメラレンズと同じ感覚でフィルターの着脱や重ね使いが可能です。
詳細はこちらをご確認ください → 「RICOH GRシリーズでレンズフィルターを使用する方法」
Layer-X は、BASE Filter と PLUS Filter を重ねて使用するカメラレンズ用のフィルターシステムです。 BASE Filter は、通常のレンズフィルターと同様にネジ式でレンズにしっかりと固定します。 その BASE Filter の上に、必要なときだけマグネットで装着するのが PLUS Filter です。 この構成により、常用時の安定感を保ちながら、表現を素早く重ねられる使い方が可能になります。
Layer-X は、2枚までの重ね使いを想定して設計されています。
画角やレンズ構造にもよりますが、BASE フィルター+PLUS フィルター1枚の構成であれば、多くのレンズで自然に使用できます。
Layer-X は重ね使いを前提にした薄型設計ですが、焦点距離 24mm より広い超広角レンズでは、レンズ構造やフィルター枚数によって画面周辺にケラれが生じる場合があります。
特に前玉が大きく張り出したレンズや、複数枚を重ねた状態では影響を受けやすくなります。 ご不安な場合は、使用予定のレンズ構成について事前にご相談ください。
はい。 OPF 480 / 550 / 650 シリーズ、CDF-S / CDF-L、UV プロテクターは、すべて Layer-X の BASE フィルターとして使用できます。 従来モデルと同じガラス特性を活かしながら、Layer-X システムとして表現を重ねることが可能です。
一般的な CPL フィルターは、回転枠を使って偏光効果を調整します。 一方、Layer-X PolumeCPL [PLUS] は、BASE フィルターにマグネットで装着される構造のため、回転枠を使用せず、フィルター全体を回転させることで偏光効果を調整することができます。 装着後も直感的に操作でき、撮影中の調整もスムーズです。
Layer-X の BASE フィルターには、通常のレンズフィルターと同様にネジ山が設けられています。 そのため、レンズキャップを装着したり、他のネジ山式レンズフィルターを重ねて使用することが可能です。 一方、PLUS フィルターはマグネット装着を前提とした構造のため、一般的なネジ式のフィルターキャップを装着することはできません。
はい。 ND フィルターや CPL を素早く着脱できるため、静止画・動画を問わず使用できます。 撮影テンポを崩さずに表現を切り替えられる点は、動画撮影でも活かされます。
Layer-X の PLUS フィルターは、「Layer-X の BASE フィルター」にのみ重ねて使用できます。 PLUS フィルターは、ネジ山を持たず、マグネットで装着する構造のため、 Layer-X の BASE フィルター以外のフィルターや、従来の OPF / CDF フィルター単体には装着できません。 Layer-X の BASE フィルターとして設計された OPF / CDF を使用することで、 その上に ND や CPL、クロスフィルターなどの PLUS フィルターを重ねて使うことが可能になります。
OPF 550-L [BASE]
OPF 480-L [BASE]
CDF-S [BASE]
OPF 650-L [BASE]