どう使う?PL FILTER
iPhone用アタッチメント偏光フィルター
5つの活躍シーン

気温も暖かく、景色も色鮮やかになり、休日のお出かけも増えてくる季節になってきました。

日中に撮る写真は強い日差しと様々な角度からの反射光の影響で、白く飛んでしまう部分が増え人の肌が綺麗に写らなかったり、窓越しでの撮影では反射してしまって撮りたいものが上手く撮れなかったりするシーンが増えてきますが、偏光レンズのサングラスのように反射光を抑制し、被写体本来の鮮やかな色や形をクリアに写し出すのがPLフィルターです。

PLフィルターは一眼レフカメラなどで風景を撮るカメラマンの利用率が高く、一般的にはあまりその利便性が知られていませんが、iPhoneのようなデジタルカメラのセンサーは光源が強い部分の描写に弱い特性を持っているため、PLフィルターを使用し反射光を抑える事で一味違う写真を撮ることができます。

そんなPLフィルターの主な使い方を状況別で撮り比べてみましたので、ご参考にしていただければと思います。


窓ガラスの反射を制御

  • 【写真.1-1】フィルターOFF
  • 【写真.1-2】フィルター ON 外観を写しつつ店内の様子もよく見える

窓ガラスの反射を抑えた写真を撮影しました。
窓ガラスの反射で店内が撮りづらい時もPLフィルターを使えば店内の様子を捉えつつ外観からの撮影が可能になります。
ただし、正面から撮ると反射光を制御しづらく、効果が薄くなってしまい反射を抑えることが難しかったのでご注意ください。

【動画】PLフィルターの ON/OFFによるガラスの反射比較

レストランの窓の反射をPL フィルターを使用して抑えた動画です。PLフィルターをONにすると窓の反射が抑えられ、奥に並ぶ食器が浮き出てきました。
また、日が当たっている壁の色もわずかに発色が良くなっています。ショウウインドウや、車の内装を外観を収めつつ撮影したい時など活躍できるかと思います。


肌のテカリを防止

  • 【写真.2-1】フィルター OFF
  • 【写真.2-2】フィルター ON 肌のテカリがなくなり、壁やグラフィティの発色も良くなっている

意外にもPLフィルターは人物撮影にもおすすめです。晴れた日の強い太陽光によってテカリや白飛びしがちな肌の発色を豊かにすることができます。
写真を比較すると肌だけでなく、壁の色やグラフィティ、アスファルトへの反射光も軽減され、壁の発色を豊かにし、アスファルトの黒も引き締まって撮影できているのではないでしょうか。

【動画】PLフィルターの ON/OFFによる肌や背景の発色変化比較

テントやパラソルなど、これからの季節に活躍する色鮮やかなアイテムを撮影する際も同様に、強すぎる反射光を制御して色彩豊かに撮影することができます。
また植物を撮る際にもおすすめ。陽の光を反射しがちな葉のハイライトを抑え、本来の鮮やかな緑を撮影することができます。


チリやホコリの乱反射を軽減

  • 【写真.3-1】フィルター OFF
  • 【写真.3-2】フィルター ON 中央奥の建物がくっきりと捉えられている

次に空気中のチリやホコリが引き起こす光の乱反射を抑えた例です。
写真中央奥の右側のビルを見ると、空気中のチリやホコリの乱反射が軽減され、輪郭がしっかり表現されているのが分かると思います。
また、手前の駅舎に反射する夕方の太陽の反射光が低減されたことで、レンガの色がより鮮やかになっていることが分かると思います。

【動画】PLフィルターの ON/OFFによるチリやホコリによる光の乱反射軽減の比較

展望台や山から風景を撮影したり、浜辺で海を撮影する際にもPLフィルターを使い光の乱反射を抑えることで、遠くのものまでくっきりと引き締まった写真を撮ることが可能になります。


空の色を豊かに、
雲の形をはっきりと描写

  • 【4-1】 フィルター OFF
  • 【4-2】フィルター ON 空の発色が豊かになり雲の描写がよりはっきりとしている

先程と同様に空気中のチリやホコリによる光の乱反射を制御することによって空の色はより濃く、雲は形状や陰影もはっきりと撮影することができました。後から空の色や雲の描写を調整したいときにも便利です。
また下部の黄色いバスや線路もPL FILTERをONにした写真の方が色が鮮やかに、ディテールがはっきり描写されています。

【動画】PLフィルターの ON/OFFによる雲の描写の変化


水面の反射を制御

  • 【写真.5-1】フィルターOFF
  • 【写真.5-2】フィルター ON 川面を流れる桜がよく分かるように撮れている

水面の反射を制御することで川を流れる桜の花びらを撮影してみました。
桜の花びらが川面を覆いながら流れている様子を撮りたくても水面が反射していては上手く写りません。
フィルターをONにすることで反射を抑え、花びらを浮かび上がらせることが出来ました。
水面の反射を軽減させることで水に浮かんだ物を撮るときだけでなく、透き通った海や川などを撮影する場合にも効果的です。

【動画】PLフィルターの ON/OFFによる水面の反射比較

水面をPLフィルターのON、OFFを交互に撮影してみました。
PLフィルターのONにしたときは反射が抑制され、水面に浮かぶ桜の花びらが目立つように撮影されています。
透き通った水であれば水面に浮かぶものだけでなく魚や水中植物をはっきりと捉えられ、きれいなビーチのように水深が浅ければ底まで見える写真や映像を撮影することが可能になります。


PLフィルターの特徴である「反射光を制御する」ことで、水面や窓に反射する像を調整、被写体に反射する強い光を軽減して発色を豊かにしたり、雲の造形や遠くの風景をはっきりと捉えたいときに役立ちます。天気の良い日には様々なお出かけシーンでPLフィルターを使った撮影をお楽しみください!

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