魚眼レンズ FISH-EYE 220活用レポート
tokyo grapher アンバサダーのタグチ(@tak-tag)です。 今日は先日発売されたtokyo grapherのiPhone用アタッチメント魚眼レンズ FISH-EYE 220をレポートしたいと思います。
実は僕自身、tokyo grapherのFISH-EYE 220を使うまでは、魚眼レンズに苦手意識がありまして『独特な歪みと画角の広さから撮る対象が限られそう。』と思っていたのですが、実際に使ってみると色々なシーンで面白い写真を手軽に撮ることが出来るし、液晶画面にレンズが付いてしまったようなiPhoneとFISH-EYE 220だからこそ、きっちりセンターを合わせるようなシーンでも合わせやすく、歪みを生かした写真も画面を見ながら『あーでもない。こーでもない』と、一つの場所で色々な撮り方が出来るので、なかなか楽しめる優れものです!
魚眼レンズ FISH-EYE 220のオススメ活用法を6つ挙げさせていただきました。
魚眼レンズは見上げても、見下ろしても面白い!
東急プラザ銀座の屋上から数寄屋橋交差点を見下ろす形で撮影した写真ですが、自分の足元から東急プラザの対角線側にあるビルの上部までを余裕を持って写せるこの感じは魚眼レンズならではの画角で、足元が竦むような写真を撮ることができます。
これはニューヨークのワールドトレードセンター付近ですが、三面に並ぶビルの高さがよく伝わってくると思います。この時は生憎の小雨の降る天候でしたが、FISH-EYE 220はレンズのコーティングに撥水加工を施してありますし、iPhoneと同程度の防水性能となっているため、雨に濡れることを気にせず撮影することができました。
この写真もニューヨークで撮ったものですが、新しいワールドトレードセンターと、ニューヨークの新名所Oculus(オキュラス)の印象的な壁面を両方入れて撮りました。
この時は、一眼レフのカメラも持っていましたが、ミラーレスカメラは花粉や埃がセンサーに付着しやすい事から外でのレンズ交換は極力控えていることもあり、35mmをカメラにつけて他のレンズは持ち歩いていませんでした。
上の写真の様に風景をダイナミックに撮りたい時、バックの中に常に入れておくことのできるWide LensとFISH-EYE 220が非常に便利です。
魚眼レンズで建築物を上から下までしっかり収める。
先ほどの写真で外観をご覧いただいた、Oculus(オキュラス)の内部ですが、スケートリンクのような真っ白の床と、印象的な天井へ集まるように伸びる柱。そして宇宙船のような巨大な空間のスケール感を上手く撮ることができていますよね。
内部に入った際の空気感がOculus(オキュラス)と似ている、東京国際フォーラムも特徴的な天井から下のフロアまでしっかりと収まります。
iPhone+魚眼レンズだからこその超ローアングルショット!
この写真は先日、tokyo grapherのプロモーション映像を撮影しに行った時に、ご出演いただいたプロスケーターの方を撮らせて頂いた写真なのですが、スケートボードの背面にあるグラフィックを活かして撮りたかったので、iPhoneを地面につけた状態で上を見上げて撮りました。
このアングルを一眼レフやミラーレス機で撮るのは非常に難しく、iPhoneとFISH-EYE 220ならではの迫力です。
しかも、手前に映るスケートボードのグラフィックから、奥のお顔までがここまでしっかり写る魚眼アタッチメントレンズは他にないのではないでしょうか。公式サイトで世界最高レベルというだけの性能は自信を持ってオススメできます。
狭い空間での集合写真もバッチリ!
インスタグラム仲間たちでの宴の席でのワンシーンです。かなり狭い空間にかなりの人数が集まっての宴でしたので、全ての人を一枚に撮ることが難しい状況ですが、そんな時もバックに入れてあったFISH-EYE 220が大活躍です!
よくみると、向かい側にRICOH THETAで撮られている方がいらっしゃいますが、FISH-EYE 220も負けず劣らず面白い写真を撮ることができますし、カメラはiPhoneなので電池の心配もなく、重量もわずか53gと軽量なので、バックパックの中に常時入れておくと何かと便利ですよ。
近接ポートレートでも活躍する魚眼レンズ
先日、家族で海に行ったときの娘の写真ですが、暑い夏の日差しと赤いワンピース。そして海と砂浜の感じがよく出てますよね。子供と出かける時は、車にミラーレスカメラを積んではいるものの、片手にカメラを持って子供と遊ぶのは非常に厳しく…持って行っても使わない事が殆どですが、せっかくのお出かけは記録として写真に収めておきたいじゃないですか。
そんな時にもtokyo grapherのアタッチメントレンズは大活躍中でして、FISH-EYE 220のような魚眼レンズでポートレートを撮ると、何やら不思議な写真になりそうですが、このレンズは中心部から周辺の歪み方が自然な感じですし、中心部の描写性能が特に素晴らしいので、この写真のようにポートレートも十分対応可能です。
弱点は写り過ぎる事。w
唯一の弱点は、その画角の広さから油断すると自分の足や、iPhoneを持つ指が入ってしまうことくらいでしょうか。220度ということはiPhoneの後ろ側までをも収めてしまうので、扱いには多少の慣れが必要かもしれません。この写真は見事下に足が写り、右上に自分の指先が写り混んでしまいましたが、これはこれで、足元が綺麗に写っているのでわざと入れた感じもして、面白い写真になりましたね。
ちなみに、FISH-EYE 220は別売りのレンズケース Lens Caseには、サイズの問題で収納することができないのですが、僕はこんな感じでレンズケースの一番下にキャップを付けた状態で装着し持ち歩いています。
僕が使用しているFISH-EYE 220は試作品のため、販売しているFISH-EYE 220とは少し形状が異なっております。ご注意くださいませ。
これらの撮り方以外にも、アタッチメントレンズならではの面白い撮り方が色々とあると思いますので、皆さんもFISH-EYE 220でクリエイティブな撮影をぜひお楽しみください。 Instagramで投稿する際には、ぜひぜひ #ShotOn_TG と #TG_FISH220 のタグをつけてくださいね!皆さんのお写真楽しみにしています!
Takahiro Taguchi
Instagram: @tak-tag
プロデューサー、クリエイティブディレクター、デザイナー。
iPhoneでの撮影はもちろん、フィルムカメラからドローンまで様々なカメラでの写真撮影を行い、新たな表現方法を模索している。写真を楽しむためのコミュニティー Hueart(@hueart.life)Founder。